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はじめに
赤ちゃんは3か月を過ぎると何かと病気にかかる。
母体を通じて得られる「免疫」、つまり病気から守ってくれる母親からのプレゼントの効力が薄くなるからだ。
母乳を飲ませている間はそれが薄くなる。
それでも続いていくものなのだが、やはり薄いので病気にかかりやすくなる。
また、生まれたばかりのころと違って、外出の機会も増える。
上に兄弟がいればますます増える。
その兄弟自体も病気になって、感染の機会はぐっと増す。
赤ちゃんが病気にかかりやすくなっても仕方がないと考えると良い。
ましてや初めての子であれば心配して当然。
ママだって母親一年生だ。
そう考えると、肩の荷が急に下りて、楽に考えられるときもある。
ある程度大きくなるまで、あれこれとかかるものだが心配しなくてもいい。
病気にかかることで赤ちゃん自身で免疫がついてきて、少しずつ丈夫になる。
遅くても小学校に入るころまでには丈夫になる。
「あれ?」あんなに病気にかかりやすかったのは何だったんだけ?
そんなことを思えるようになる。
そうは言っても現在進行形であれこれかかると小さいだけにかわいそうだ。
自分があのとき外出させたせいか?など気に病むこともある。
これが成長にまで影響してくるのでは?と心配にもなる。
不安で心配で・・・そういう時期が母親になれば誰でもある。
自分が「このぐらい大丈夫!家で様子を見よう。」
そう思えるときが来るまで受診は迷わずすると良い。
それがたとえ夜間の救急であっても、心配して夜じゅう過ごすことを考えれば結局、行って良かったと胸をなでおろすことの方が良い。
受診していく中で、医師の言うこと、看護師の言うこと、先輩ママの言うこと、そんなことを聞きながら、自分でもこれぐらい家で様子を見ていれば平気。
そんな自信もついてくる。
母親も子どもに成長させられるのだ。
こんなときはゆっくり休んでいれば明日は元気になるわ!
そんな自信がついたら、受診回数もおのずと減ってくるし、安心して子どもの看病もできるようになる。
それにしても迷うのは赤ちゃんのこの病気には何科にかかればうまく治してもらえるものか。
この本ではそれをアドバイスできればと願う。
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Creators
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Series
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Publisher
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Release date
September 27, 2018 -
Formats
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MediaDo ebook
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Languages
- Japanese
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